今日から3日間、東京ビッグサイトにてトレーニング機器や関連商品の展示会、ヘルスフィットネスジャパン(HFJ)というものが開かれている。私も仕事柄、明日にでも顔を出してみるつもりだ。
以前、組織に所属していた時にも毎年顔を出していたが、今もフィットネスクラブのアドバイザーなどを手掛けている関係上、新商品のリサーチも必要だ。各サプライヤーへの挨拶もあるし。

まあ基本的にはフィットネスクラブやリハビリ関係、スポーツ団体向けの内容ではあるが、興味のある人は是非行ってみられる事をお勧めする。ブースによってはちょっとしたお土産を出すところもあるので。


フィットネス業界に限って言うと、ここ数年は大手企業の勝ちが続いている。(実情は必ずしも勝っているとは言えないらしいが)
売上高で言うと上位3〜4社。詳しく社名をここでは言わないが、そんなところだ。ただしそこに続く中堅企業もかなり内容的には良いクラブを作っており、売上高的にも急追しているようだ。

ただこの業界の最大の問題点は、全体のパイが広がっていないことだ。大手が零細企業を買収して大きくなっているだけで、業界全体の店舗数はほとんどここ数年、変わっていない。要するに「食い合っている」状態だ。各社色々な手を打っている(医療機関と提携した「メディカルフィットネス」など)が、有効策となり得る手は、今のところ見えていない。私の考えは、ここで言うとアイデアを先にばらすことになるので、またの機会に。

私は少し距離を置いた立場で見ている現状だが、これからは海外資本の入ったフィットネスクラブも参入するようだ。私にもいくつか相談が来たりしているが、「おいおい、自分にはトレーナー&施術家としての仕事が有るのだから、そんなに幾つも仕事こなせないよ〜」という状態であるので、誰か新鮮なアイデアで業界を活性化してくれる若い力に是非お任せしたい。