
この写真は基礎コース。
別会場では上級コースを開講中。
私がこんな風に、心肺蘇生法の普及に力を入れ始めたのは、
「痛い目」に若い頃にあったから。
要約すると、意識を失ったお客様に私が蘇生を試みて、
結果的に亡くなってしまった事がきっかけであった。
もちろん、私の処置が悪かったわけでは無かったのだが、
それはあくまで結果論。
自分としては、生まれて初めて生身の人間に蘇生法を施して、
その方が結果的に亡くなってしまったのは、大いなるトラウマになったのは事実。
小生、30代手前のころ。
その事がきっかけで、
「きっちり蘇生法を施せるには、人に教えられるぐらいになってないと無理」
と感じ、そこから改めて勉強し始めたのがきっかけで。
結局、何でもそうでしょうが、
人が成長する一番のきっかけは「痛い目」である、と。
ただし、「痛い目」が、「痛い目」と認識出来るか否かは、
それまで生きてきたプロセスにも依る。
同じ事象を、どのように感じるかは人に依って千差万別。
でも、身近な大切な人の命を救うためにも、
心肺蘇生法は身につけておいて損はない技術でっせ〜。
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