
本題とは関係ありまっしぇ〜ん。
ここ最近はスポーツイベントが目白押しで、
スポーツファンには嬉しい日々。
その代わり、寝不足が続く…
少し前に遡ると、
ゴルフ全米女子オープンの宮里藍さんと宮里美香さんの奮闘。
最終日には確かに崩れたが、
上位に食い込む大健闘。
その後は男子ゴルフ、全英オープン。
石川遼選手は予選落ちしたが、池田勇太選手が一人奮闘。
そして、サッカーW杯女子、なでしこJAPANの大激闘。
何度見ても涙腺が緩む、名シーンの数々。
そして今は、水泳世界選手権の真っ最中。
北島選手も100mではメダルを逃したが、
200mに雪辱を期す。
また今週は、両宮里選手の活躍が期待される全英女子オープンが。
で、本題。
このテーマは、随分以前にも書いたが、
改めて強く感じさせる激闘が続いたので。
全米女子オープンでの宮里選手の活躍。
崩れはしたが、
素晴らしいパフォーマンスを見せたと充分云える内容だった。
タフなコース設定で、バーディーはもちろん、パーを守るのにも苦しむ二人。
思うようにいかないラウンドが続く中、
中継映像からも、じっと耐えて心を鎮め、次のプレイに集中しようと努めている様子が痛いほど分かる。
対して、全英オープンでの石川遼選手。
本人は頑張っているのは当然分かるので、
申し訳ないのだが、やはり両宮里選手とは心のコントロール力が違ったのは、映像からの様子でも明らかであった。
ミスが、また次のミスを引き起こし、
それでまた心を乱し、自分自身すらも信じるのが困難な状況。
なでしこJAPANの素晴らしいパフォーマンスは、
今さら私が語るまでも無く。
絶体絶命の状況でも、自分達はやれる、と信じ抜ける揺らぎ無い自信と確信。
最後の雌雄を決する場面でPKを止められるキーパーと、
あそこでゴール上隅に決められる肝の座り方。
日本女子の底力、ここに在り、と。
水泳世界選手権の北島選手。
100mで四位になった時のコメント。
並泳していた、金メダルを取った選手が見えた時、
「慌てた」
「焦った」
と。
それで泳ぎのバランスをくずした、とも。
あの、五輪二大会連続二冠の、
あの、北島選手、でさえ。
「心」を乱すと、「動き」も乱す。
「心」が整わないと、「動き」が整わないのである。
「心」は、厄介なもの。
怪我でもしない限り、
筋力が急に低下したり、持久力が落ちることはないが、
「心」が乱れると、いとも簡単にこれらが一気に低下する。
女子が凄くて、男子がだらしない、
とか、短絡的な事を云うつもりはない。
だが、今回は日本女子の心の整い方が目立っていた、とは云える。
じゃ、メンタルトレーニングか……
と、も云えるが、
それを否定は一切しないが、
単にそういう問題ではない、と思う。
個人的に。
ただ、云える事は、
最後の最後の、そのまた最後は、
「心」が決める、
ということである。
技やフィジカルはあるのに、結果に結びつかないアスリート。
そんな選手、私はイヤと云うほど見て来ました。
これは、仕事も一緒であります。
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