47deeea7.jpg例によって、写真は挿し絵代わり。



本題とは関係ありまっしぇ〜ん。









ここ最近はスポーツイベントが目白押しで、
スポーツファンには嬉しい日々。



その代わり、寝不足が続く…







少し前に遡ると、
ゴルフ全米女子オープンの宮里藍さんと宮里美香さんの奮闘。


最終日には確かに崩れたが、
上位に食い込む大健闘。


その後は男子ゴルフ、全英オープン。
石川遼選手は予選落ちしたが、池田勇太選手が一人奮闘。



そして、サッカーW杯女子、なでしこJAPANの大激闘。



何度見ても涙腺が緩む、名シーンの数々。




そして今は、水泳世界選手権の真っ最中。




北島選手も100mではメダルを逃したが、
200mに雪辱を期す。



また今週は、両宮里選手の活躍が期待される全英女子オープンが。










で、本題。





このテーマは、随分以前にも書いたが、
改めて強く感じさせる激闘が続いたので。





全米女子オープンでの宮里選手の活躍。


崩れはしたが、
素晴らしいパフォーマンスを見せたと充分云える内容だった。



タフなコース設定で、バーディーはもちろん、パーを守るのにも苦しむ二人。



思うようにいかないラウンドが続く中、
中継映像からも、じっと耐えて心を鎮め、次のプレイに集中しようと努めている様子が痛いほど分かる。






対して、全英オープンでの石川遼選手。




本人は頑張っているのは当然分かるので、
申し訳ないのだが、やはり両宮里選手とは心のコントロール力が違ったのは、映像からの様子でも明らかであった。



ミスが、また次のミスを引き起こし、
それでまた心を乱し、自分自身すらも信じるのが困難な状況。





なでしこJAPANの素晴らしいパフォーマンスは、
今さら私が語るまでも無く。


絶体絶命の状況でも、自分達はやれる、と信じ抜ける揺らぎ無い自信と確信。



最後の雌雄を決する場面でPKを止められるキーパーと、
あそこでゴール上隅に決められる肝の座り方。




日本女子の底力、ここに在り、と。





水泳世界選手権の北島選手。


100mで四位になった時のコメント。


並泳していた、金メダルを取った選手が見えた時、




「慌てた」






「焦った」






と。



それで泳ぎのバランスをくずした、とも。





あの、五輪二大会連続二冠の、
あの、北島選手、でさえ。





「心」を乱すと、「動き」も乱す。



「心」が整わないと、「動き」が整わないのである。





「心」は、厄介なもの。



怪我でもしない限り、
筋力が急に低下したり、持久力が落ちることはないが、
「心」が乱れると、いとも簡単にこれらが一気に低下する。




女子が凄くて、男子がだらしない、


とか、短絡的な事を云うつもりはない。




だが、今回は日本女子の心の整い方が目立っていた、とは云える。






じゃ、メンタルトレーニングか……



と、も云えるが、



それを否定は一切しないが、
単にそういう問題ではない、と思う。


個人的に。





ただ、云える事は、






最後の最後の、そのまた最後は、




「心」が決める、



ということである。






技やフィジカルはあるのに、結果に結びつかないアスリート。





そんな選手、私はイヤと云うほど見て来ました。





これは、仕事も一緒であります。