私自身、blogなんぞをやっていて、
また、それを見てくださっている皆さんに対しても説得力に欠けるが、
“夜遅くまで起きている事”が身体に及ぼす影響について、
私なりの解釈と、見解を。
医学的には様々な悪影響があるのは言うまでも無いが、
今日はある一点に話を絞りたい。
最も大切な事は、「眠らない事」よりも、むしろ「身体を起こしている事」の方が問題なのだ。


そもそも「動物」である人間は、元来四足動物であった事は周知の事実。
それが二足直立になった訳だが、それによって得たもの(知能の発達、手指の進化)も大きい代わりに、
身体には幾つか不都合を生じた。
その一つが、「重力に抗して血液循環を遂行しなければならない」こと。
物理的、機械的に考えれば、これには非常に大きなエネルギーが必要で、
同時に大きな負担を強いる事になる。
四つ足であれば、水平方向に血液を流せば良い訳だから、負担は少ないが、
直立状態では、特に頭部に血液を送る事、足からの血液を回収する事が大変である事は想像がつくと思う。


そこで、せめて夜には身体を横たえて、
四足動物と同じように重力抵抗を少なくし、
水平方向のみだけで済むようにして、
日中に疲労した部分や、痛めている・病んでいる部分の修復をしやすいように、
必要な箇所に血液を送り届けやすい状態をつくる事が、非常に重要なのである。


これは血液の話ばかりではない。
例えば腸の働きを中心とした、便通の問題。


大腸は大まかに分けると、
●上行結腸(下腹の右側、小腸から来た消化物が上に向う箇所)
●横行結腸(右から左へ横に進む箇所)
●下行結腸(上から下へ向う箇所)
その先は直腸〜肛門へ行く訳だが、
血液同様、上行結腸の部分は常に重力に対して抵抗してモノを運んでいることになる。
つまり、常に負担が掛かっており、疲労しやすい箇所だ。
だから夜遅くまで起きている事が習慣化している人は、
ここが不調に陥りやすい。
当然負担が掛かる故に、熱も帯びやすい。
その影響で人によっては、丁度この真裏にある「右腰」に痛みを覚える事も多い。


以前に、夜の仕事をしている女性達を施術する事が多かった時があったが、
何と軒並み、「右側の腰痛」を訴えていた。
加えて「便秘」。
これもメカニズムに照らし合わせると、当然の事なのである。


私も含めて、現代人はなかなか早く眠るのは難しいが、
せめて週に2日は、ちょっとでも早く寝るようにしたい。
無理なら、「横になる」だけでも良い。
食事の後に横になるのも、行儀は別にすれば理に適っている事なのだ。
出来るだけ早く身体を「横たえて」、癒してあげよう。
長く使う身体なのだから。


とは言え、このオリンピック期間にそんなこと言ってもねぇ〜。
おっと、開会式まで少し寝よっと。