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写真は先日通ったいつもの駅エスカレーター。



ご覧の表示があったので、頭上を見上げると数個のツバメの巣。



他の駅でも、同様の表示。




確か、昨年までは目にしなかったと記憶しているので、
駅で色々考えたか、投書でもあったか。




そんな事を考えつつ、
今年ももうツバメが子作りする時期になったか…なんて考えたり。




全ての社会人が同じだと思うが、
働いてると、ホントに時の経つのが早い。


年間の、あるいは数年に渡るようなプロジェクトなどで動いていると、
半年先、三年先、もっと先…を見据えて日々を送ると、
時間がどんどん迫って来るよ〜な感覚。




若い人にも、人生は早いと伝えようとはするが、
自分もそうであったように、なかなか伝わるものでもない。



若いうちは、根拠もなく、ただ時間は無限であるような錯覚に陥っている。




それはそれで仕方ないわけで、
自分もそれが分からず、でもある年齢でそれにハタと気付く。




問題なのは、その「気付いた」と時に、
実際に行動が起こせるだけの「状態」で自分が居られるかどうか、である。




つまり、





その時点で、
ある程度の「勉強」してないと、
コトを起こそうにも起こせるだけの力が無いと行動も鈍り、
そもそも、時間が経つのが早いのだという事にすら気付かないかも知れない。





少し前の「素直な人。」というエントリーで、


「本当の素直さは、ただ人の話を聞き入れるだけでなく、
自分なりの考え方が、まずはベースとしてあって、
そこに人のアドバイスを擦り合わせていける主体性と柔軟さを併せ持った人間である」



というような意味の事を書いた。







これも同じで、


「アホ」だと、そもそも自分なりに考えることすら出来ない。



第一、人の話を真っ白な気持ちで聞くのは、実は結構な能力がいる。




人の話を、一時的にでも自分の先入観を消し去って、
ゼロベースで聞けるのは、難しいこと。





そう考えると、



自分の考え方を持つ為に勉強が必要で、

人の話を正しく聞き、理解する為に勉強が必要で、





何より、「素直に」なる為にこそ、
勉強が必要なのかも知れない。