0db83850.jpg昔、私の幼少期、
TVコマーシャルか何かで、こんなキャッチフレーズが流行した。




いま、この言葉を唱えているのは、自動車やオートバイメーカーのスズキ…

鈴木自動車工業の鈴木修会長兼社長である。



昨今の自動車メーカーは、走りの性能を強調し過ぎる、と云うのが氏の考えだ。



特に街中の短い距離を走る事の多い軽自動車は、「最高時速70〜80kmあれば十分」と云う。





…確かに、その通り。






そのような思いから、

「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」

と、胸に刻んでいるようだ。






続けて、


「今、求められているのは、ガソリンを効率良く使う走り方。
ガソリンが入る量が少なくなれば車重も軽くなり、燃費が向上する。
今までの感覚を我々自身、考えを改める必要がある」








こういう事は、
実は他の分野でも言えて、

例えば、一般の方の健康づくりの運動の分野。

いわゆる、フィットネス。







メディアに踊らされて、
次から次へと新しいアイテムやらメソッドが出ては消え、出ては消え…

…しているが、
一般の方の健康を維持するだけならば、実はそんなに小難しい理屈は必要ない。




普通にウォーキングして、
普通にストレッチでもして、
腹筋でもして…





…だけで、基本的には事足りる。





でも、こう言っちまったら、商売上がったり。






アスリートになる訳じゃ〜ないんだから、
芸能人やらの、半ばコマーシャル的なコメントに踊らされないこと、ですな。





色んな、「しがらみ」に囚われざるを得ない人のコメントは、
本質を捉えていないケースが多い。






要は、どーなってれば良いのか??




…と考えたら、答えは案外、シンプル。





ま、ファッションの流行を追うように、
トレーニングも流行を追いたい、っつうんなら、それも全面的には否定はしないけど。





くれぐれも、本末転倒にだけはならないように。





特にトレーニングコーチの類いを目指す、プロ予備軍は。