今日から選手の東京合宿。



ここから二週間は、入れ替わり立ち替わり、
様々な選手がマンツーマンのミニキャンプに来る。






今日はジャンプ選手のトレーニングだったが、
少し前から

「パフォーマンスが向上する立ち方」

について話しをしていたが、
何となく感覚を掴んだような発言をしていたが…







…、ま、大抵は勘違いなんですが(笑)






内容は、
以前から、このブログでも何度か書いている、


「不安定と安定の境目」



が、最高の立ち方である、と。





一般的にいう「安定している」と云うのは、
「固めて」「緊張している」のがほとんどで、
実は崩れるか崩れないかの一歩手前…




ここが最も、ハイパフォーマンスである。




果物が、腐る直前が最も旨い!

ってのと、近いかも知れない。



究極の「熟」。







もちろん、ほとんどのスポーツは、
ただ立ってると云うわけには行かないのだが、
その「安定と不安定の境目」で立つ感覚を会得して、
その感覚を生かして、それぞれの構えなりに入る。





「構えちゃったら、そんな感覚、どっか行っちゃうよ…」




なんて、安易に考える人間は、永遠に一流にはなれない。





もちろん、
構えやフォームは、ただ立ってることとは違うが、
その立ってる感覚をどこまで残せて

「構えられるか」。






自分の理解を超えている概念を、
分からないからといって排除していると、
永遠にそのまんま。






これは、人間関係にも似ている。





人の関係は、全てが「つながり」。



あいつは苦手だ、嫌いだ、
といって排除していると、
その人から繋がる膨大な人の繋がりを、
全て排除してしまうことになる。






「概念」も、
「人間」も、



まずは食わず嫌いせず、
とりあえず取り入れる、飛び込む。







自分の環境を決めているのは、
常に

「自分の心、考え方」


なのであるのだから。