ちょっと前に、相棒シリーズのスピンオフ映画、
「米沢守の事件簿」を観た。



私は基本的に相棒ファンなので、観ただけで満足なので…





内容は、正直言うと、少し残念。




だが…





内容をよ〜く吟味してみると、
恐らく「脚本」は良く出来ていたような気がする。



脚本は、ハセベバクシンオーさん。



妙な名前だが(失礼)、
相棒シーズン7で「越境捜査」という作品を書いた方で、
この作品は相棒史上でも名作の一つとなる出来映えだった。




なので、「米沢守の事件簿」も、
作品の出来と脚本を、頭の中で切り離して考えてみると、
やはり脚本の内容は、なかなかどうして上手く出来ている事に気付く。




では、何故作品としては今一つに見えてしまうかと云うと、
まずはキャストのミスマッチ。

それと、脚本から俳優の演技や表現にまで至る過程…


これは、演出家という方がやるのか、
監督がやるのか、素人の私には分からない。




それと、出来た映像コンテンツを編み上げる「編集」。





脚本の出来が問題ないとすると、
この三つの何れか、あるいは全てに問題があったか…





逆に、私の目がフシアナで、
そもそも脚本がダメダメだったら…




逆の理屈も成立する。





つまり演出や監督の指示で、
ここまで何とかマシになった…



とも。




ただ、俳優のミスマッチはどーにも隠しようが…





ま、真相は闇の中。






でも、あたしは六角精児さんのファンなんで、大満足なんですが。