寒くなったり、暖かくなったり、体調管理の難しい季節。


インフルエンザの恐怖も忍び寄り、治療法も期待が薄そうな情報が流れると、
やはり予防しかない、と考えてしまう。



そんな中、新聞でも健康関連のコラムが目立つ。





先日もうがいの研究報告が載っていた。





そもそも「うがい」とは、日本独特の文化らしい。

世界中調べたわけではないようだが、アメリカ、イギリス、カナダ、韓国などの公衆衛生研究者に聞いたところ、
うがいの習慣はないらしい。
英語の「gargle」は口を清めるだけの意味が強いそうだ。





それはそれで…


うがいの効果について、
京都大学保健管理センター所長の川村孝教授が、
2005年に世界で初めてアメリカ学会誌に研究結果を発表した内容は意外なもの。



「水道水のうがいだけで風邪が4割減少。うがい薬より効果あり。」




研究は2002年〜2003年にかけての冬、387人のボランティアの協力で行われた。

/紊世韻任Δい
▲茵璽姫佞里Δい薬でうがい
うがいをしない

の3グループに分けて、毎日実行し、2か月後に風邪をひいた割合を調査した。



その結果、うがいをしない場合に比べ、薬を使った群に風邪をひいた人は1割少ないだけだったが、
水だけのうがいの群では4割も減少した。


川村教授によると、
「うがい薬は殺菌効果が強すぎ、外部に対するバリアになる常在菌までも駆逐してしまったのではないか」
としている。


うがいの回数や、実施法の問題もあるので、
この結果で即、うがい薬は効果がない、とは言えないが…


だが、昔から何となく、
「うがいは余計なものは入れず、結局は水が一番」と言われていたが、
実験結果からもそんなことは言えそうだ。




そうかと思うと、別の新聞記事に同じような研究報告が。




研究を行ったのは、東京女子医大第1内科の玉置淳教授と、
ライオン生物科学研究所の小池泰志・副主任研究員ら。


こちらは、喉を覆っている「線毛」という無数の毛の動きについて。


外部から入ってきた細菌やウイルスは、この線毛に付着し、
線毛の運動によって体外へ排出されるらしい。


実験は、殺菌薬を使いウサギを使っての動物実験。
「塩化セチルピリジニウム」
「グルコン酸クロルヘキシジン」
「ポビドンヨード」
を配合した5種類のうがい薬を使い、ウサギの線毛に垂らして運動の変化を調べた。



結果は、薬では線毛の動きが低下し、水道水ではそのような変化はほとんど起きなかったそうだ。



だが、薬によってこういう状態が起きたとは言えないらしく、
塩分濃度の問題によっての影響のようだ。








ま、いずれにしろ、そんなことは素人には計算、調整出来ないわけで、
余計なもの入れず、水道水は一番。


私は食塩水(特に生理食塩水)が最もお勧めだと思うが。




いずれにしろ、予防が肝心。



うがいして、この冬を乗り切りましょー。