livedoor ニュース - 「パワーポイント」に突如逆風



よくぞ言ってくれました、ってな感じです。


あたしも、ずーっとそう感じてて…


でも主流になっちゃってるし、言うに言えず…



プレゼン用の資料作りに必須とまで言われる「パワーポイント」。ところが、ここにきて突然の逆風が吹いている。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長が「今は何でもパワーポイント」と疑問を呈し、「無駄ではないか」発言したことが、ネットで大きく取り上げられた。これをきっかけに、「パワーポイント」の是非を巡る論争がネットで盛んになっている。

2008年5月20日付けの「ダイヤモンド・オンライン」には、トヨタ自動車の渡辺社長のこんな発言が掲載された。

「今は何でもパワーポイント。枚数も多いし、総天然色でカラーコピーも多用して無駄だ」

もっとも、トヨタ自動車は、

「パワーポイントを使用するなという意味で発言したのではない」

と釈明、「円高や原材料高で業界全体が厳しい中、今こそ原点に帰り、仕事の効率を見直すべきだという意味で伝えた」と説明している。
「はっきり言って無駄が多い」というコメントが多い

渡辺社長の意図がどこにあるにせよ、世界的大企業のトップの発言で、仕事の効率にかかわる事柄ということもあり、反響は大きかった。記事には400件を越すコメントが寄せられている。

「パワーポイントで会議レジュメを作る奴 ほんと多くなった。
はっきり言って無駄が多い。
普通にワードでまとめた方がいいものができる」

「パワーポイントって、単なる文字情報でいいものに、
ゴテゴテとデコレーションを施して大した事もない情報を
素晴らしいものであるかのように見せる為の粉飾技術の事」

パワーポイントを否定する理由は主に2つあるようだ。

「昔は紙1枚にまとめていた」
「起承転結に沿って作れば、1枚に収まる」

シニアの利用者からは、そんな声が上がっている。パワーポイントは操作が複雑で、資料を作ること自体に時間がかかるというのだ。さらに、

「資料造りが仕事だと勘違いしている奴が増えている事は事実。見た目は良いけど内容が薄くて見るに耐えないものもある」

といったコメントも載っている。
カラーインク代は年間数千万円にも

コスト面の問題もある。パワーポイントで作成した資料は大抵がカラーだ。印刷すると、モノクロに比べて約4〜6倍のインク代がかかる。その上枚数も多い。

インク節約ソフトを販売するメディアナビの「インクコスト試算フォーム」によると、1000人規模の会社で1人あたり1日10枚カラー印刷すると、年間3000万円以上がかかる。

批判の声が高まる一方で、営業先への資料には欠かせないという意見も出ている。

「モノクロの簡素なものだと、『そんな程度の力の入れようなのか』と思われてしまう」

パワーポイントで作っていない資料は、「欠陥品」と思われる。そんな現実もあるようだ。

ところで、「パワーポイント」を販売するマイクロソフトは、今回の発言をどのように受け取っているのだろうか。広報担当者のコメントはこうだ。

「色々報道されているが、パワーポイントを批判したものではない。カラー印刷を使いすぎるなという意向だ」




「プレゼン」なんて、一見スカした言葉が日本に入ってきて、
パソコンで主にパワーポイント使っての作成が、一躍資料作りのスタンダードになってしまったが、
私も会社などに居て周りを見て、どーもわざわざ時間掛けて見栄えと体裁を整えるのが仕事になってしまっているような現象があって、


「おかしいんじゃねぇの???」


とずっと思っていた。




記事にもあるように、内容が伴ってないものも多く見掛ける。




スムースに使いこなせない負け惜しみで言う訳では無いが、私は必要以外はパワーポイントなどはほとんど使わないし、
それほど本当に見栄えが必要な資料なんて、滅多に無い。(と思う)
ほとんど、通常の文書ソフトで、フォント選びや字のポイント数を気をつければ失礼の無いものが出来る。






そんなもんでこちらの技量や仕事のを判断されるなら、
そんな人は私に依頼していただかなくて結構、とまで考えていた。




こんなことも含めて、最近の風潮は仕事に「格好」付け過ぎな気がする。



また、アホな上司やクライアントが、それを評価するんでね〜




「本質って何よ?」と考えないと、時間ばかり食って、
本人にとっても真の実力は付かない。


何年も働いてパソコン操作ばかり上手くなって、
では何か手に仕事の技術が付いたの?と考えると、何〜んも無かったなんてことに。