一応、白状してしまうと、
最近、水泳に力を入れている。
今風に云えば「ハマっている」といったところか。



元々、泳げないというほどでもないが、
水泳愛好者からすると、「それって泳げる、ってレベル…?」
と云われることは必至のレベルだったこともあり、
有酸素運動の一環として、出来るだけプールに行くようにしたら、何だが面白くなってしまって…



元々が下手くそだったから尚更だが、
身体運動的に、自分なりに色々工夫して、
あれこれ試行錯誤しながら変化を実感するのが、この上ない快感である。


教わるのが常套手段なのだろうが、
敢えて指導を受けず、理論的に思考しながら実験→検証のプロセスを踏んで行けるのが、大変楽しい。


上級者からすれば当たり前の事を、
自分の中の実験で導き出す過程は、レベルは低くとも、
トレーナーの仕事としても相通ずるところもあり、
色々な意味で脳に刺激が行くようである。



また、水泳の良いところは、
「道具がコンパクト」であること。


水着とキャップとゴーグルの三点セットでOK。
ジムでのトレーニングだと、これに上下の着替えに、一番かさばるシューズが必要。
これは非常に便利である。




お陰で、仕事の都合で一時間もすき間があればいつでも泳げるよう、
常に三点セットを持ち歩く始末である。
シューズまでは持ち歩けないから、大変助かる。


バタ足のメカニズム、平泳ぎのキックの効率化、
推進力を邪魔しない姿勢保持のポイント、などなど…


特に、私が重点を置いているのが、
「いかに美しく泳ぐか」。



私は今まで、様々な武道やスポーツをやってきたが、
基本的に常に形にこだわってきた。
美しい形には合理性があり、
それを突き詰めれば結果的に「速さ」や「強さ」に繋がるという理念があるからである。



もっとも、水泳において大会などに出るつもりも毛頭ないので、
キレイに泳げた方がオネェチャンにモテるかな…?
と、思いきり不純な動機で…





また、敢えて指導を受けないのが、面白い。
後で教わって、自分の考えと一致していると、これがまた快感で、酒のつまみになる。



トレーナーと名のつく商売の人は、
水泳でなくとも、
何かしら、身体感覚とパフォーマンスが比較的、直結するようなスポーツや武道なりをやった方が良い、と改めて実感。



こういう事が快感に感じるようになれば、
トレーナー、という枠に留まらず、パフォーマンスを創造する担い手(名前は色々あるでしょうが)になれる可能性大、ですかな。



今度、一緒に泳ぎません?



ビキニのオネェチャン限定。



文句あんのか〜、コラーっ。