昨日、TVで「ドクターハラスメント問題」などを中心に、
逆に先進的な医療を推進している病院や患者さんに配慮している事例などを挙げた医療特集番組をやっていたようだった。
車での移動の途中、ナビでちらっと見ただけだったが、
なかなか興味深い内容だったらしい。


実は最近、久しぶりに病院に行ってみた。
私は10年以上、病院に行くということはなかったので、
本当に久しぶり。
長いこと行かなかったのは、まず私がトレーナーでほとんどの基本的な対処法は分かることと、
病院に行くほどの大問題も起きなかった、ということがある。



だがトレーナーとしても、最近の現代医療の現場も見ておく必要もあるなぁ、と少し感じていた。
選手も行かせることも当然あるので、
自分も古い情報のままではまずいだろう、と。


運良く、と言うか悪いと言うか、
ちょっとひょんな事から少し首を痛めてしまい、
対処は自分で出来るのだが、MRIを撮った事もないし、
経験も含めて行ってみたのであった。


そこで、「これが問題医師か〜」という場面に遭遇し、昨日の番組で思い出したのである。


診察室に通されて、医師が開口一番、
「何でこんな日に来るのかねぇ〜!」と。


私は何のことやら分からず、「はぁ?」と聞き直した。
確かに、この日は連休前。


すると、
「だから〜、何で休みの前に来るのかってこと。
混むでしょーが、休みの前は。
何でもっと前に来ないのよ!」

言葉だけを聞くと、
痛いんだったら早く来れば楽になるでしょ、という配慮のようにも聞こえるが、
言い回しは完全に「休みの前にみんなで駆け込んできたら、忙しくなるじゃねぇか?」としかとれないような口調だった。


内心「何言ってんだ、お前」と思って、
言ってやろうと思ったが、その後の出方を見てみたかったこともあり、とりあえず反応しないことに。
だが、一般の方だったら、文句言ったらちゃんと診てもらえないんじゃないか?と考えるだろうから、
恐らく何も言えないだろう。
「これがドクターハラスメントってやつか〜」
と初めて実感したのであった。
医師も結局、広い意味でサービス業なのに…
意識の低さに、半ば呆れ気味に閉口。



その後、医師の問いかけもあり、
前述のように経験が無かったのでMRIを撮ってもらうことに。
たいしたことは無かったのだが、大げさに言って。


MRIの感想はここでは割愛。


撮影を終えて診察室に戻り、
医師の診断を仰ぐことに。
すると「あ〜やっぱりね〜。首の骨のカーブが少なくて、少しだけ軟骨が変性してるな〜。」
と。
私も画像はある程度判断できるが、この程度は全く問題無い範囲である。
結果、医師の診断は、
「この軟骨の変性が神経を圧迫して、痛みが出てるんだよ。一応、薬出しとくから、良いって言うまで飲み続けて。」
とのこと。


私はびっくり。
何せ、ここまで首のどの部分が痛いのかも聞かず、
患部を確認も、触りもせず、
まして動作分析(どう動かすと痛いか、など)
もしていないのだ。
ほとんど私のことは見ず、画像のみを見て全て判断している。


さすがに私も、一応恐る恐るという演技をしながら、
「あの〜先生。私が痛いところ分かってますか?
まったく触っていらっしゃいませんが…」
と聞いたら、
「触ったって一緒!画像見れば原因は分かるんだから!私は画像診断の専門家なんだよ!」


…もう、何も言い返す気力も失せていた。
アホらしくて。


その上、「あんた、仕事なにやってんの」
と聞かれたので、何を言い出すのか興味もあり、ちょっと嘘をついて、
「そうですね〜デスクワークが中心ですかね〜」
と言ったら、
医師は
「やっぱりねー、だと思った。運動不足なんだよ。
時々首を回したり、しっかり動かさなきゃー。だから血行も悪くなったり、軟骨が変形したりするんだよ。」


お前〜
俺の身体見れば、運動不足かどうか分かるだろうが!
運動はしてると考えるのが自然だし、学生時代に痛めた経験があるかとか、聞かんのかい!



こりゃーダメだわ。



もちろん全ての医師がこうではないだろうし、
私も多少意地悪はしたが、
何しろ患者を直接まったく見ず、触りもせず、
画像だけをひたすら見て、「人」を診ている認識がこれっぽっちも無いことに驚きさえ覚えた。
しっかりしてくれよ、お医者さんよ〜


だが、逆に考えると、
このような現状だからこそ、民間医療であり、なお且つ保険も利かないため費用も安くない
私たちのような施術所に来る方々が多いのだろう。


私たちにとっては結果的に好都合だが、
どうしたって現代医療でなければどうにもならない疾病や症状があるのは事実なのだ。
もう少し真剣にやってもらわんと…


だが、医療技術、と言うより、
「人間教育」が必要なんでしょうな〜
ホンと、本音を言えば殴ってやろうかと思いましたよ。
一体、何様なんじゃい?



あ、でも、これからも時々は勉強と経験の為に、
ちょっとした事でも病院に行ってみようと思っている。
もちろん頻繁ではないが…そんなヒマじゃないし。


ムダに医療費、使っちゃまずいしね。
でも今までほとんど行ってないんだから、良いじゃんイイジャン。