昨日に続いて札幌・大倉山で行われたスキージャンプW杯・第21戦日本人選手の結果。


優勝はノルウェーのヨケルソイ選手。
二本とも135mオーバーの大ジャンプを揃えての圧勝。


7位:葛西紀明選手(土屋ホーム)
10位:船木和喜選手(フィットスキー)
12位:山田大起選手(北野建設)
16位:一戸剛選手(アインズ)
17位:金子祐介選手(東京美装)
18位:岡部孝信選手(雪印)
21位:宮平秀治選手(ミズノ)
27位:坂野幸夫選手(雪印)
29位:湯本史寿選手(東京美装)

伊東大貴、東輝の両選手は2本目に進めなかった。


昨日に増しての悪天候。
湿った雪が滑走面に積もり、スピードが上がらない中で
各選手、苦労のジャンプが続いた。
昨日も悪天候のため、2本目がキャンセル(中止)になったが、
むしろ今日の方がさらに悪条件だったようだ。
昨日が中止なら、今日も…という感じだが、
中止にしたくないが為に、
どんどん選手をスタートさせて試合進行を早めたことで、
特に選手によっての不公平が出てしまう。
これが自然を相手にするジャンプ競技の難しいところだ。


刻一刻と天候が変わり、
明らかに選手によって条件が異なるが、
選手としては文句をいう訳にも行かない。


それでも、やはり何だかんだ言っても、
良い選手は上位に来る。
また、不思議なもので、
良い選手の順番になると、不思議と雪が弱まったり、
好条件の風が吹いたりする。


“運も実力のうち”とまでは言わないが、
自然をも克服しなくては勝てない、過酷な競技なのだ。