今日の、専門学校での講義のひとコマ。


トレーニング実習の試験方法について説明していた時、
「デッドリフト」という、バーベルを持って上体を股関節を支点に倒していく種目に
ついての解説で、
“腰を丸めたら、他の部分が完璧に出来ていても、0点にする”
という意味のことを学生に伝えようとして、


「良いですか〜。この種目を行う時に、
 もし腰を丸めてしまったら、他が出来ていても全て“おじゃん”になっちゃいますよ〜。」


と言った。


そしたら、皆、目がテン。


「先生、“おじゃん”って何ですか??」


え?…“おじゃん”って、死語?


―おじゃん―
(火事の鎮火の時に打つ半鐘の音から)
事が不成功に終わること。だめになること。
「計画が“おじゃん”になる」
                   by広辞苑




最近、ますます感じる、若者との乖離。
自分では全く気付いていないのが、もっと恐い。


こうして、人は
「あのおっさん、無理して若ぶってるけど、やっぱりオジンだよなぁ。」
などと言われていくようになるのだろう。


え?“オジン”も死語??


…だめだ、もう。